病院長の挨拶

病院長の挨拶

病院長の挨拶

院長  私どもの公立陶生病院は、名古屋市の東約20kmに位置し、1300年にも及ぶ“やきもの”の歴史と伝統が息づく「せともの」の生産地である瀬戸市に立地しております。
 病院名に公立の名称が付く病院は県内外でも少ないため、馴染みが薄いかもしれませんが、病院の開設・運営は1市のみの市民病院とは異なり、瀬戸市をはじめとする隣接の尾張旭市、長久手市の3市で組織する組合立の病院であります。
 当院の歴史は古く、昭和11年に地域住民の大きな期待を担って有限責任医療購買利用組合立病院として設立され、以後、尾張東部医療圏の中核病院として幅広い診療機能を持つとともに、救急医療、がん診療、周産期医療などに力を注ぎ、地域住民への充実した医療サービスを提供してまいりました。
 平成26年1月には、地上9階 地下1階建て、延床面積 18,128㎡、屋上には大規模災害にも対応できるヘリポートを併設した西棟が運用を開始しました。急性期医療部門を集約した“西棟”の運用開始と時を同じくして、救命救急センターとしての指定を受けました。救命救急センターは、“西棟”1階及び2階に配置され、急性期病院としての機能を十分に発揮できる環境の整備によって、救急医療の一層の充実と、より多くの重症救急患者の受け入れが可能となりました。また、平成26年10月には“南棟”内に「がん診療部」を移転拡充し、「地域がん診療連携拠点病院」としての機能の充実を図っております。
 こうした施設の整備・拡充とともに、医療従事者の充実も同時にすすめ、平成26年6月からは一般病棟の看護職員の配置基準を7対1とすることができました。
 これに引き続き、病棟と診療・診療支援、経営管理の各部門を“新東棟”と“南棟”に再編・整備し、病院機能の一層の効率化・活性化を図るために、地上9階 地下1階建て、延床面積35,900㎡(西棟の約2倍)の“新東棟”建設工事を平成27年3月から開始しております。工事はきわめて順調に推移しており、平成29年11月には完成し、“南棟”の改修整備等を経て平成30年5月には“新東棟”の運用を開始する予定であります。その後、既存の“中央棟”と“外来棟”の解体と外構工事を経て、平成31年8月31日をもってすべての工事が終了する予定であります。
 “新東棟”建設の基本方針としては、“救急医療のさらなる充実”“地域の周産期・小児医療の中核施設としての機能の充実”“より一層の災害対応機能の強化”“院内の利便性と快適性の向上”“地域全体で患者さんを支援する体制の整備”“患者さんや医療従事者から信頼され、選ばれる病院”を掲げております。
 今後も激変が予想される医療環境の変化に対応するために、こうした施設整備をすすめ、“地域の皆様から親しまれ、信頼され、期待される病院づくり”に邁進してまいりますので、よろしくお願いいたします 。

公立陶生病院 院長 酒井和好

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