化学療法室

化学療法センター

化学療法とは

 化学療法は抗がん剤を用いて、がん細胞の分裂を抑え破壊する治療法を指します。

化学療法センターについて

化学療法室化学療法室 化学療法センターは臓器横断的な組織であるがん診療部のうち、がん化学療法を施行する組織として設置されています。化学療法センターでは、外来部門の化学療法センターの運営と院内のがん治療の向上を目指した活動を中心に行っております。ここでは外来部門の化学療法センターを中心にご紹介いたします。
 最近のがん化学療法は通院治療が主体となっており、当院では2005年7月に8床で外来化学療法室を開設。現在は南棟二階に移転、24床に拡大し運用しています。リウマチやクローン病、潰瘍性大腸炎などの方に対するレミケードなどの生物学的製剤治療なども化学療法センターで行っております。
 化学療法センターに入るとまず正面に受付があり、その手前の待合には癌に関する情報を提供しております。室内はプライバシーが保てるようにカーテンで区切られ、チェアタイプの10床、ベッドタイプ14床で構成しております。つらい治療を快適に受けて頂けるようBGMを流すなど、スタッフが環境に気を配っております。また診察室を二診設置し、外来化学療法センターで診察から治療まで一貫して行えることも可能にしております。
 化学療法センターに医師は2名所属しております。センター長の木村(呼吸器・アレルギー疾患内科と兼務)はがん化学療法管理委員会の委員長も勤めております。各科で行われるがん化学療法は多職種で構成されるこの委員会でチェックすることにより、エビデンスに基づいた治療を安全に行えるよう努めております。ただ一方でエビデンスに偏りすぎて治療の選択肢を絞りすぎ、患者さまのデメリットになることのないようにも注意しています。血液・腫瘍内科と兼務の梶口は院内のマニュアルの整備や勉強会の企画など、病院全体のがん治療の向上を目指した活動に取り組んでおります。
 化学療法センターのスタッフとして看護師は6名で、外来化学療法やその他の補助治療に対応しております。外来化学療法センターのなかには抗がん剤の調剤室も移設し、複数の薬剤師により治療内容をチェックしつつ調製を行っております。がん化学療法をうける患者さんに対して、薬剤師・看護師より薬剤や治療スケジュール、主な副作用とその対応方法などについて説明を行っています。平成27年度からはがん化学療法において、入院・外来のスタッフ同士がお互いの専門性を理解したうえで協働し、患者さんが安全で確実な治療とセルフケア支援を継続して受けられることを目的とした看護連携システムを開始しました。
 抗がん剤治療は主治医のみでは行えず、薬剤師・看護師とのチーム医療が重要です。また実際の処置には若い先生方の力もお借りしています。今後も化学療法センターでは多くのスタッフとうまく連携をとって地域の皆さんが安心して治療を受けて頂けるよう努めてまいります。
 また、今年度より一部の薬剤を使用中の患者さんに対しては、より安全・安心な化学療法を実施するために医師の診察前に薬剤師が服薬状況や副作用の確認、支持療法の処方提案などを行う薬剤師外来を始めました 。

化学療法センター 木村智樹

外来化学療法センター実績

平成26年度:約3591件

連絡先

公立陶生病院 化学療法センター 0561-82-5101(内線5290)

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