循環器内科

【マルチスライスCTのご案内】

概要と特色診療担当表医師紹介診療実績認定施設・施設基準

導入について 冠状動脈の動脈硬化の程度を調べましょう 特徴

マルチスライスCTの導入について

 AEDは愛知万博での活躍により多くの市民に認知され、スポーツ施設だけでなく学校や公共施設に広く設置されるようになりました。しかし心臓突然死の7割以上は自宅で発症することが知られており、万博会場のようにAEDが活躍する場面はあまりないのが現実です。心筋梗塞の半数は何の前ぶれもなく突然発症し、その三分の一の患者さんは病院に着く前に不整脈により突然死するといわれています。これらを考えると、心臓突然死を予防するには心筋梗塞になってからでは遅く、各自が自分の危険性を知り心筋梗塞を発症する前に治療を開始することこそ重要です。それではどうすれば自分の危険性を知ることができるでしょうか。その役割は主に健康診断と「かかりつけ医」が担っています。健康診断で行われる心臓の検査は、心電図や心エコーです。しかし心電図も心エコーも、過去に起った心臓発作はある程度教えてくれますが、将来起りうる心臓発作のことは、ほとんど語ってくれません。
  マルチスライスCT は、心臓発作の原因となる心臓の血管(冠状動脈)の動脈硬化を検出できる優れた装置です。冠状動脈は常に動いている心臓の表面にあるため、今までは細い管を心臓まで通して行なう心臓カテーテル検査でしか調べることができませんでした。しかしこの検査は、無症状な人に受けていただくには不向きでした。
 マルチスライスCTは動いている冠動脈まで撮影することができるようになった超高性能CTです。高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙など動脈硬化の原因を持った患者に、このCT検査を受けていただくことで各個人の心臓発作の危険性を具体的に調べることができ、それに応じた対策が立てられるようになるのです。
 瀬戸市、尾張旭市、長久手市で初めてマルチスライスCTを導入した当院では、「冠状動脈の外来検査」を可能としたこの装置を、単にカテーテル検査の代用とするのではなく、心臓発作の危険性を持ちながら自分の危なさを知らずに過ごしている多くの地域住民にご利用いただき、それぞれの方の心臓発作の危険性に合わせた、いわば「心臓発作予防のテーラーメイド治療」を展開しています。

お問合せ先電話番号

地域医療部 医療連携室 若杉清子 0561-82-5101 (内線 5425)

冠状動脈の動脈硬化の程度を調べましょう

●心臓発作を起こす方の半数は、何の前ぶれもありません。そしてはじめての心臓発作で三人に一人はそのまま不整脈で命を落とすことになってしまいます。
●症状が出るのを待っていては手遅れになる方が17%もいらっしゃるのです。


心電図をとっているから心配ない?本当でしょうか

●心電図は過去に起った心臓発作は分かります。しかし、将来起るかもしれない心臓発作は現れません。
●あなたの心電図に変化が起るのはあなたが心臓発作を起こすたった一時間前かもしれないのです。


知りたいのは冠状動脈の動脈硬化の程度です

●今まで心臓カテーテル検査でしか調べる手立ての無かったこの所見を我々は簡単に調べることが出来るようになりました。
●マルチスライスCTが外来検査でそれを可能にしました。
●男性45歳以上、女性55歳以上。冠危険因子*を一つでも持ち合わせたら、マルチスライスCTで冠状動脈の動脈硬化の程度を調べましょう。

*冠危険因子とは
 ・血圧が高いといわれた方
 ・糖尿病があるといわれた方
 ・コレステロールや中性脂肪が高いといわれた方
 ・太っている方
 ・タバコを吸っている方
 ・ご家族に心筋梗塞・脳梗塞に罹った人がいらっしゃる方

マルチスライスCT

マルチスライスCTの特徴

循環器領域の診断を可能

 従来の画像診断装置では不可能であった循環器領域(心臓部)への診断を可能にしました。従来、患者さんに非常に負担の大きかった検査方法である血管造影撮影機器(カテーテル)に変わって、新型CTでは、たった7秒間CT撮影するだけで心臓全体を把握することができます。 もう患者さんに負担をお掛けしません。


鮮明な3次元イメージング

 マルチスライスによる高速データ収集と最新の3次元画像処理により、臓器や骨格、血管走行など高精度に立体表示。 内視鏡が入り込めない部位も精密に摘出して検査することができます。

メリット

 開口径が大きく圧迫感がありません。 息止めの苦しさがありません。驚くほど早く検査が終了します。


心臓の3D画像
心臓画像

ページトップ