呼吸器・アレルギー疾患内科

【診療内容】

概要と特色診療担当表医師紹介診療内容

特発性肺線維症 ARDS 人工呼吸 気管支喘息 COPD 肺癌 肺炎 呼吸リハビリテーション

診療体制

 呼吸器・アレルギー疾患内科は、入院では一般病床92床、結核病床44床で月平均36,556人の診療しており、外来では、月平均1,996人の診療を行っております。当科の診療の特徴は、呼吸器疾患全般を網羅している点にあります。各スタッフは難治性気道感染症や肺炎などの感染症(別項参照)、気管支喘息(別項参照)、間質性肺炎、肺結核後遺症、慢性閉塞性肺疾患(別項参照)、肺癌(別項参照)、睡眠時無呼吸症候群などそれぞれの専門領域を持ちながらも、各自が全疾患に精通しています。
 さらに、外来・入院診療における症例検討会、入院診療におけるグループ回診により、すべての患者さんに一定レベルの診療を提供できる体制を整えています。
 呼吸器・アレルギー疾患内科では、世界水準の診療を患者様に提供することを使命としております。  間質性肺炎,特発性肺線維症(別項参照)などのびまん性肺疾患に関しては、厚生労働省のびまん性肺疾患研究班のメンバーとして活動し、さらに「厚生労働科学研究事業 特発性間質性肺炎の画期的治療に関する臨床研究」班に参加するなど、多くの研究実績があげています。多くの症例経験から、より適切な診断と治療を行っています。
 呼吸不全、とくに最重症である成人呼吸窮迫症候群(ARDS) (別項参照)に対して、適切な診断・病態評価と治療、マスクによる人工呼吸管理による治療などを行っています。最新の呼吸管理法の1つである高頻度換気法や膜型人工肺にもいち早く取り組んでおります。この呼吸不全に関しても、厚生労働省の呼吸不全研究班のメンバーとして活動しております。気管支喘息(別項参照)は、喘息日誌・ピークフローによる管理と、吸入ステロイド薬を中心とした治療を基本とし、本邦では、現在でも年間42,000人程度の喘息死が報告されていますが、当院通院患者さんからはほとんど認められなくなっています。
 慢性閉塞性肺疾患(COPD) (別項参照)においては、禁煙、薬物療法に加え、呼吸リハビリテーション (別項参照)を積極的に行い、週1回のカンファレンスにより包括的リハビリテーションを実践しています。包括的リハビリテーションとは、単に理学療法を意味するのではなく、種々の医療介入を多職種により統合的に行うことを意味します。当院では、医師、看護師士、理学療法士、栄養士、ソーシャルワーカー、在宅医療への介入が必要な場合は訪問看護師士なども含め、連携のとれた介入を行っております。急性増悪においては、積極的に(一般的なチューブによる呼吸管理でない)マスクによる人工呼吸管理により、世界水準以上より高いの救命率を誇っています。
 肺癌の診療にあたっては、その診断と治療方針の決定は症例検討会で行われます。検査の結果、手術が可能と判断された場合は直ちに呼吸器外科へ転科し、手術不能例では化学療法や放射線療法が主体となります。治療はNPO中日本呼吸器研究機構(CJLSG)に参加しており、標準的治療に加え、緩和医療や、最新の臨床試験を積極的に行っており、患者さん一人ひとりに最適なオーダメイドの治療が行われています。
 肺炎に関しては、米国胸部疾患学会のガイドラインに準じた標準的な治療を行っており、良好な治療成績をえています。
 睡眠時無呼吸症候群に関しても、神経内科などの診療科と協力し診断・治療を行っております。結核病棟は、44床あり、総合病院に併設した結核病棟という特徴から、種々の合併症のある患者さんへの対応が可能となっています。

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