診療科・部門
県下でも数少ない、渡航者からインフルエンザまで
全ての感染症全般に対応します。
外来担当医表
- 受付時間
- 13:30~
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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午 後 |
初・再診 | 武藤 (13:30~) (トラベルクリニック外来併設) (要予約) |
特長
- 入院されている患者さんの感染症治療方針のお手伝いを行い、有効な抗生剤の使用などをサポートします。
- 院内の抗生剤が効かない菌や難治性の感染症動向を常に監視して院内感染対策に尽力します。
- 原因不明な熱や、各種培養検査陽性の患者さんの診断から治療まで幅広く行います。
- 帰国者の方、渡航者の方に対して、海外での国際診療の経験を持った医師が対応します。
- トラベルクリニックでは、渡航前のワクチン接種、相談などに関しても親身になって対応します。
- 最新の遺伝子検査機器を用いて迅速に原因菌を同定し、治療につなげます。
※当院は第二種感染症指定医療機関であり新型インフルエンザ、MERS、SARS等の輸入感染症の診療も可能です。
代表的な疾患・治療
デングウイルスに感染することで発熱が起こる病気です。多くは数日間の発熱期間で自然に治りますが、まれに自然治癒せず重い病気となることがあります。
実施可能な治療内容
- 渡航感染症迅速検査
上水道の整備が不十分な国・地域へ旅行した人によくみられ、吐き気、嘔吐、腹部けいれん、下痢といった症状が特徴です。免疫がない細菌や、ウイルスや寄生虫に接したときに起こる病気です。
実施可能な治療内容
- 結核治療
結核菌の感染によって、肺に炎症が起きる病気です。重症化する危険があり、毎年約2,000人が亡くなっています。感染を防ぎ、バランスのとれた食事や十分な睡眠で予防することが大切です。
パラミクソウイルス科に属する麻しんウイルスの感染によって起こる急性熱性発疹性の感染症です。麻しんウイルスは人のみに感染するウイルスであり、感染発症した人から人へと感染していきます。
水痘・帯状疱疹ウイルスに感染することで、発熱や倦怠感とともに特徴的な発疹が全身に生じます。一般的には「水ぼうそう」とも呼ばれます。
血流に細菌が存在する状態のことを言い、日常的な行為(激しい歯磨きなど)、歯科的または医学的処置、あるいは感染症(肺炎や尿路感染症)が原因となる病気です。
実施可能な治療内容
- HIV治療
身体の免疫機能を維持することが困難になり、免疫力が低下していきます。何も治療をしなければ、一般的には5~10年でAIDSを発症(発病)すると言われています。
診療実績
渡航者ワクチン数 | |
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デング熱 | |
チクングニヤ熱 | |
渡航者下痢症 |
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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院内コンサルテーション件数 | 180 | 169 | 177 |
血培陽性患者フォロー数 |
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医師紹介
感染症内科主任部長
武藤 義和
むとう よしかず
指導医
- 日本感染症学会指導医
- 日本結核・非結核抗酸菌症学会結核・抗酸菌症指導医
- 臨床研修指導医講習会受講済
専門医
- 日本呼吸器学会呼吸器専門医
- 日本感染症学会感染症専門医
- 日本内科学会総合内科専門医
認定医
- 日本内科学会認定内科医
- 日本結核・非結核抗酸菌症学会結核・抗酸菌症認定医
- 米国内科学会認定医
その他
- Infection Control Doctor
- Diploma of travel medicine and hygiene
- Certificate in Travel Health
- ICD制度協議会認定ICD(インフェクションコントロールドクター)
- 緩和ケア研修会修了